取りたい資格の上位にランキングしているファイナンシャルプランナー(FP)
FP資格は生活に直結するお金についての知識を身につける事ができます。
また、初級編の3級FP技能士検定は入門編であり、学科試験の合格率は50〜70%の高さで推移しています。
働き方改革や、テレワークによって自宅時間が増えた今、ゲームをするのもよし、漫画を読むのもよし、また、少し空いた時間で将来への知識の投資をしてみてはいかがでしょうか。
3級FP技能士は試験が年に3回実施されており、マークシート択一式ですので始めの第一歩にお勧めです!
ファイナンシャルプランナーとは
FP(ファイナンシャルプランナー)とは何をする仕事?
ファイナンシャルプランナーはお金に関わる様々な分野において顧客の相談に乗り、その人にあった適切なアドバイスを行う仕事です。
将来のお金の計画をライフステージに合わせて保険や年金・税金・不動産・証券などのアドバイスをファイナンシャルプランナーの幅広い知識を生かしてアドバイスを行います。

ファイナンシャルプランナーの学習で習得する知識は不動産・金融関係の仕事で役立つだけでなく、自分自身の資産形成にも重要なものです。
1〜3級FP技能士とAFP/CFP
FP技能士は国家資格、AFP/CFPは民間資格です。FP技能士は更新はありませんが、AFP/CFPは更新がありその際に費用がかかります。
国家資格:1級〜3級FP技能士
民間資格:AFP・CFP
難易度 | ⭐️⭐️⭐️ | ⭐️⭐️ | ⭐︎ |
国家資格 | 1級FP技能士 | 2級FP技能士 | 3級FP技能士 |
民間資格 | CFP | AFP |
FP技能士の受験資格
3級FP技能士
受検資格は特に実務経験や特別な資格は必要ありません。
受検資格にはFP業務に従事しているか、これからしようとしている者とありますので、実質は実務経験不要です。
2級FP技能士
- AFP認定研修の受講修了者
- 3級FP技能検定合格者
- 不動産、保険、金融などのFP実務経験2年以上
1級FP技能士
学科
- 2級技能検定に合格し、かつFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
- FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者
- 厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、かつ1年以上の実務経験を有する者
実技
- 1級学科試験の合格者
- 日本FP協会のCFP®認定者
- 日本FP協会のCFP®資格審査試験の合格者
- FP養成コース修了者で、FP業務の経験が1年以上ある者
受検資格を見ただけでも3級から1級までの難易度の大きな違いが分かります。
学習時間
3級FP技能士は初級編ですので税金や保険の基礎知識があれば1日2時間程度を1週間も学習すれば合格レベルの力がつくと思います。ゼロからだと半月くらいだと思います。
2級FP技能士は3級が合格できるレベルであれば60〜100時間程度だと言われています。
不動産、金融の就業経験がない方はまず、3級から基礎を学ぶ必要があります。
仕事でアドバイスを行うのではないのであれば3級でも十分、お金に関しての基礎知識はつくことと思います。
学習方法
【結論】普段から学習する習慣がある人、3級を合格している人が2級を受験する場合は独学がおすすめ。
独学
メリット:お金がかからない、自分のペースで学習を進める事ができる
デメリット:分からないことを質問できない
学校
メリット:分からないことを質問できる。フォローが手厚い。
デメリット:高額、自分のペースで学習できない→学習しないといけない環境になるのは良いこと!
通信教育
メリット:自分のペースで学習できる。学校より安い。分かりやすい。
デメリット:サボってしまうかも!? 分からないことを質問できない。
注意点
毎回、ファイナンシャルプランナー試験では税務関係の問題が多く出題されます。
税務は毎年のように変更されるためテキストや問題集は最新のもので学習しましょう。
特に税務に関しては宅建のように過去問を何回も解くというのは有効ではない点に注意です。

まず、3級FP技能士の合格を目指しましょう。きちんと基礎を身につければ、その後の2級への弾みを付けられます。
2級の知識があれば保険会社との話がわかるようになります。また、自分自身が払っている税金や健康保険、国民年金などのことも分かる様になります。何も分からずに大切なお金を払い続けていませんか?
FPの知識があれば自分自身で大事な資産のチェックをすることができるようになります。
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